Ai-Craft はロッドビルディングを専門とする工房です

フィールドテスター　KARN氏　エリアフィッシングに挑戦！！ 　シーズン２

10月18日HOT CAST

本日は須賀川市にあるHOT CASTさんにオープン直後からお邪魔した。
勝負を午前中にかけ、３時間での申し込み。
マスターに尋ねると、今シーズンオープンしてからは、まだ一度も渋い状況にはなっていないとのこと。釣果に期待がかかる。
時期的にもトップが好ましいこの季節。特にここHOT CASTは水深が浅く、魚達が常に上を意識しているので、尚更トップでの釣りが有効となるのだ。

ポンドの様子

迷わず選択したのは「こぶん」。
今手元にあるのは、カーキとカニミソしかないが、水面でライズを繰り返す魚達の高活性ぶりを見ると、２色でも十分であった。

まずはここで与えているペレットと同色のカニミソカラーを選択すると、一投一発。
水面付近をもぞもぞしていた魚達が一斉に食らいついた。
ググググッっと元気のいいレインボーが走りまくる。ここの魚達はパワーもあるしスタミナも十分なので、サイズのわりに楽しめる。禁漁後の楽しみはここにあるのだ。
さて、１匹目を無事に取り込み、次を狙うべく２投、３投・・・５投、１０投とするが、「こぶん」へのアタックはやむことはない。次々と食らいつく魚達にこちらももう夢中である。

こぶんで順調なスタート

途中にはアルビノの個体がゆら～っと近寄って来たので、ロッドアクションでスプラッシュを立ててやると、一発でスイッチが入ったようでガップリと飲み込んでくれた。３０ｃｍ強の個体でサイズはそれほどでもないが、やはり元気がいいのはこれくらいのサイズ。ネットインするまで、じっくりと楽しませてくれた。

実は今回初アルビノでした。やった！

もちろん優しくリリース

それからしばらくして、反応が悪くなったのでカーキカラーに変更し、キャストし直すとこれまたヒットの連続であった。

カーキカラーも効果的でした

ちなみに「こぶん」のサイズは小さい。アタリをはじくことが少なく、突き上げるような勢いのあるアタリもこのおかげで確実なものにできたのだ。

それでも１０時を過ぎるとトップでは反応がなくなってしまったので、それならばと管極ＭＧクランク(マットクリアーミストブラウン)を投入。層を変えてみると、これが正解。デッドスローで岸際を責めると瞬く間にヒットさせることができた。３０分ほどの間はクランクに分があったと言える。

ＭＧクランクも活躍

石と石の間をすり抜けていく感じがなんとも言えない

それからラスト１時間は場所を変えて再び表層へ。ポッパーを使用するように連続でスプラッシュを立ててやることで、最後までアタリが続き楽しむことができた。

最後に、ロッドについて少し述べたい。
今回使用したロッド”ufm ウエダ back water ultra56”であるが、実はオリジナルのものとは少し異なった仕様になっている。
まず、オリジナル仕様のものはガイド数が少なく、よりラインの抜けをよくするように設計されている。がしかし、この仕様だと、ガイド同士の間隔が空きすぎてカーブを描いた際にラインがロッドに沿うように流れない。ここにパワーロスを感じたため、チューンを依頼。
まず１つ目は今も述べたガイド数。オリジナルのものより１つガイドを増やし、全体のバランスを整えた。
２つ目は、※スパインの向きを変えたこと。
(※ブランクのクロス同士が重なっているところ)
スピニングモデルだと、ガイドが下向きにセットされているので、それと逆方向につけてあるのだが、このモデルはなんとガイドと同じ向きにスパインがあったのだ。
これを通常のセッティングに直しファイト時にロッドパワーを最大限に引き出すようにした。
今回のエリア釣行では30ｃｍ台の元気なレインボー達を多くかけたが、しなやかでありつつある程度のパワーも確保できるロッドになったという印象だ。

生まれ変わったロッド！いいカーブを描きます

次回、スーパーレインボーがかかった時の具合が楽しみで仕方がない。

【タックル1】
ロッド：ufm ウエダ back water ultra56 (Turned by Ai-Craft)
リール：シマノ biomaster2000s
ライン：バークレー/パワーエクストラ0.8号
リーダー：バリバス/トラウトショックリーダーフロロ3lb
【タックル２】
ロッド：スミス ＴＲＢＸ Ｃー５７
リール：シマノ scorpion ＸＴ1001
ライン：バリバス super trout advance 4lb

ルアー：バスデイ／こぶん(カニミソ・カーキ)
管極ＭＧクランク(マットクリアーミストブラウン)
メジャー：ヤマヨ測定機／フィッシングリボン１Ｍ

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