トラウトをメインとし,渓流から本流,リザーバーまで幅広く活動中。
今期は本流ロッド、タクティカルエリートを使用。
10月8日 管釣り挑戦
シーズン中は大イワナを求め,ネイティブストリームでの釣りに懸け,日々研究&実釣を繰り返してきたが,早いもので季節は10月。
地元河川は,一斉に禁漁となった。今まで禁漁後は,針を巻くくらいしかしてなかったが,これでは半年もの間,暇で暇で仕方がない。とりあえず管釣りでも始めてみるか・・・という思いで,挑戦に至った。
そんな訳で本日は福島県の猪苗代町にある磐梯釣り公園にお邪魔した。
まずは受付でおじさんに料金を尋ねると・・・1時間800円!!格安!!
そしてなんとなんと、”次回から2時間で1200円になるパス”をいただいた。これで1時間600円。貧乏人にはありがたい話だ。とりあえず今回は2時間券を購入。
さて,料金を払ったところで,ロッドを持ってエリアに立った訳であるが・・・この広いエリアの中で,トラウト達はどこに隠れているのか・・・
管釣りど素人の私には全く分からない。
ダム湖での釣りの経験も生きてくるのかどうなのか・・・。
とにかくまずはルアーを投げてみることに。
使い慣れないフニャフニャとしなるロッドに少し困惑しながらも,低比重のスプーンをキャストし,表層近くを引いてみました。オレンジやパープル,カラシとカラーを変えつつも全く反応なし。
金属製の2gのスプーンで,中層を引いても変わらず。少し重めの5gのスプーンを付けて,フォールを繰り返してもダメ。あっという間に1時間半が過ぎてしまい,残り30分。
以前,相原社長とお会いした時の「想像よりも管釣りは難しいよ」という言葉が頭をよぎる。確かに難しい・・。
私のすぐ横では,大学生くらいのお兄さん達が,練り餌を付けてポコポコと釣っている。う~ん自分も釣りたい。
ということで、何か秘策は無いかと考えて5分。
人もいないので池の周りとぐるぐるぐるぐる歩く・・・・・・・・。
あ!そういえば,魚が表層に1匹も見えていないではないか!!!環境を考えると午後2時頃まで曇り空になり,風も強かった。
魚はボトムに付いたのでは!?という読みのもと,車へと戻り,その中からcotacのコマミノー(クロキン)を取り出し,バーブレスシングルフックへと変更。
ダメもとでロングビルミノーによる,ボトムタッチ作戦を開始。
スローに引きながらコツコツとボトムと叩いていると・・・ズズン!というあの手ごたえが。右往左往しながら,必死に逃げ回る魚を超スローテーパーのロッドでいなし,30cm前半のレインボーをキャッチ!!
その後もルアーの変更はせずにキャストを続け,同じようなサイズのレインボーを数匹ゲットし,終了時間を迎えた。なんとか数匹をゲット出来,こうして報告ができることにいささかホッとしている。
今回の釣行(まだ1度目だが)から,個人的にはネイティブの釣りよりも,管釣りの方がパターンを見つけることの重要度が高い気がした。そのパターンが何なのか・・・読み合うあたりが魚との勝負なのだろう。
管釣りは想像よりも奥深く,まさに『なめたらアカン~』という言葉がぴったりと合う世界だった。