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Ai-Craft はロッドビルディングを専門とする工房です

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Staff Comment工房スタッフからの釣行記やロッドインプレ

フィールドテスター KARN氏 エリアフィッシングに挑戦!!  シーズン3#4


1月3日

年明け最初の釣行である。
南会津にある「フィッシングあいづイワナ」へ向かう途中、電光掲示板に表示された気温はなんとマイナス12℃だった。どうりで外に出るだけで手が痛くなるわけである。

 

マイナス12℃は寒い


極寒の中でもイワナならばミノーイングで激しい動きにも反応してくれると思い向かったのであるのが、まさかの休業。ここまで来てただ帰るのも癪なので、那須にある「~釣れない釣り堀~釣り天国」へと行き先を変更した。

 

さぁ行くぞ


入場してすぐに分かったが、年明け早々にかなりの混み合いを見せていた。”釣れる釣り堀”ということをここで確信した。
初めてのフィールドなのでオヤジさんから情報を仕入れてから釣りを開始した。

さてどの池も2m前後と対して深くはないようであ。数よりも大物を釣りたい私は、まず1号池に向かった。
上から覗いて見ると、確かに大物が堂々と泳いでいるではないか。
少し様子を伺うべく周りを見渡してみるとルアーマン3人フライマン3人といったところである。他の池と比べると人数は明らかに少ない。一発にかけるよりも数派が多いのだろうか。

まずは活性の高い魚から狙おうと、カランバで表層を引いてみる。
魚達は一瞬目をくれるが、動こうとはしない。管極舞虫で高速ドックウォークをやって見せても食わない。やや沈み気味の魚達に表層でのアプローチは効かないようである。
できれば表層で食わせたかったが・・・残念!!それならばと管極ラプターを投入し、小刻みにレンジを区切りカラーローテーションしながら攻めるも全く反応しない。
クランク、シュガーディープ、シュガーミノースリム・・・あらゆる手法を用いても・・・。周りを見ていてもルアーマンが
釣れている様子はほぼない。2・3号池に釣り人が集まるもの分かってきた。

「反応のあるレンジを引く」という王道パターンを捨て、リフト&フォールに切り替えることにした。

再び管極ラプター(2.2g)へとルアーをチェンジしキャストした。着水後はテンションを掛けながらのカーブフォールさせた。ヒラヒラと左右に体をくねらせながらフォールする姿を見せる管極ラプター。
するとどうだろう、あれだけだんまりを決め込んでいた魚達が一気に反応し始めたではないか。
そして一気にラインが緩んだ瞬間にフッキング。
すると、ズンッ・・・という重みを感じると同時に凄まじい勢いでラインが放出された。かなりいいサイズだと確信し、どっしりと構え耐久戦に入った。
ドラグは緩めすぎるとロッドの性能が発揮されないだけでなく、糸ヨレも生んでしまうため、ギリギリのところで調整してある。あとはロッドをあまり動かすことなく、しなりのみでいなしていった。
最近グラスロッドにハマっている私であるが、やはり張りと魚の乗り、そしてパワーの吸収のどれをとっても素晴らしいものがあると思っている。私が忙しく動かなくとも魚の方が勝手に体力を消耗し、スゥゥっと寄ってくるのだ。完全にネットからははみ出てしまったが、どうにか収めることはできた。

 

65cmグッドサイズ
 
ありがとう。感謝を込めてリリース


サイズは65cm。写真で伝わるかどうかは分からないがかなりの胴回りだった。
この後はしばらく同じ方法で攻め、62cmもキャッチすることができた。

 

62cmこちらもまたいい感じ


この後50cmサイズを数本バラしてしまったのが悔やしいところである。
池を移動し、可愛いサイズとも戯れた。この時は終始リフト&フォールだった。

 

こんなちっちゃいのも遊んでくれました
 

やはりこちらもラプター


帰り際には、シュガースリム70Fリジットで1匹を釣り上げ今回の釣行を終えた。

 

り際に試しに投げたらヒット!スリム70Fです


動かし方による魚の反応の変化が顕著に出たのででまた一つ収穫となった釣行であった。

【タックル】

ロッド:フェンウィックFS56J
リール:シマノ ツインパワー2000S
ライン:サンヨー GT‐R 3.5LB
リーダー: バリバス トラウトショックリーダー4LB
ルアー:管極ラプター2.2g
シュガーミノースリムリジット70F

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