トラウトをメインとし,渓流から本流,リザーバーまで幅広く活動中。
福島県阿賀野川水系
9月28/29日 シーズン最終釣行
*【日暮れまでに間に合うか・・・】*
この日は午前中仕事を済ませてからの釣行となった。
仮眠のつもりがうっかり寝過ごしてしまい、出発したのは午後2時半。日暮れまでに間に合うだろうか・・・今日と明日で禁漁を迎えるのでいつも以上に神経を使うのだ。しかし、飛ばしても危険が伴うだけであり、そんな気は起きない。
また、現在「秋の全国交通安全運動」がなされている為、時速10kmの超過も危うい状況。とりあえず法定速度は完全遵守で現場へと向かった。現場へ着くと辺りは薄暗くなり、日も落ちてその余韻でなんとか辺りが見えているような状態。限界まであと30分といった所であった。
*【勝負は暗闇の中に】*
プールへの流れ込み一点に絞り、キャストを開始した。
取り出したのは、ショートビル85F。やや大きめのサイズではあるが、気温が低くなり、活性が上がったイワナにはもってこいのサイズだ。ショートビルを勢いのある流れに乗せてリトリーブを開始。強い流れを切って正確にレーンを泳いでくるあたりはさすがだ。いけると思い、そのままレーンを変えながら何度もアプローチを試みたのだが、残念ながら反応は見られない。
その時点で辺りは既に真っ暗。しかし、このまま終わらせるわけにはいかない。
残り10分。これ以上はさすがに危険を伴うため、諦めざるを得ない。私はわずかに深いレンジを狙ってディープ70Fを取り出した。暗闇でもわずかに見えるようにオレキンを選択。ゆっくりと流れに逆らわずにステディーリトリーブしてくると・・・うっすらと黒い影が追ってきた・・・が足元でUターン。すかさずターンした方向へキャストすると2度目のチョイス!しかし・・・食わない。
最後はウロウロしている所の1m前にキャストしポーズ・・・・・・パクッ!!ついに来た!!十分に重さを感じてから確実にフッキングした。
トルクのあるファイト、イワナにしては珍しい程の走りに何度もヒヤヒヤさせられた。なんとか、ゆっくりと寄せてランディング。暗闇の中姿を現したのは40cmジャストの大イワナであった。
若干手こずりました(汗) |
模様がはっきりして綺麗なイワナです。 |
ディープ70Fありがとう |
シーズンラストということ、そして苦労して釣り上げたということで、記憶に残る1匹となった。
渓だからちょっと細身。でも泳力はすごい |
*【シーズン最終日】*
ラーメンを食べてから温泉に入り、20時から現場で車中泊をして臨んだ最終日。
残念ながら1匹の小さなイワナが出迎えてくれただけで終わってしまった。う~ん残念。
最終日の1匹 |
しかし、秋の涼しい渓を歩けたことは本当に心の癒しとなった。
癒しの渓 |
唯一の残念。みんなできれいにしませんか? |
さて、2013年シーズンも終了。今年は忙しくなかなか釣りにも行けず困っていたのだが、なんとか9月に入って結果を残せてよかった。
来シーズンは更なる大物を目指して頑張りたい。
タックル①
【ロッド】インターボロンX C-57(スミス)
【リール】カルカッタコンクエスト51S(シマノ)
【ライン】パワーエクストラ0.8号(バークレー)
【リーダー】トラウトショックリーダー5lb(バリバス)
【ルアー】シュガーディープ70F(オレキン)
タックル②
【ロッド】FS56J(フェンウィック)
【リール】ツインパワーMg2000s (シマノ)
【ライン】パワーエクストラ0.8号(バークレー)
【リーダー】トラウトショックリーダー5lb(バリバス)
【ルアー】ドリフトトゥイッチャー50s(バスデイ)